麹の魅力トークショー司会@銀座ロフト
CULTURE

(※本記事はあおい有紀さんご本人の許可のもとにブログを転載させていただいております)
2か月前のお話ですが…10月19日、
銀座ロフトにて、麹にまつわるセミナーの司会をさせていただきました。
「おつけもの銀座若菜と麹の三和酒類による麹を愉しむトークショー』と題して、
銀座にある老舗のお漬物店、銀座若菜の山田さん、
三和酒類の製造責任者、丸尾さんとトーク

三和酒類と言えば、下町のナポレオン いいちこで有名ですが、実はとても高い技術を持ち、
他にも安心院ワインや日本酒の和香牡丹も製造。
そして今回の主役、
全量麦麹のみで仕込んだボタニカルスピリッツ、TUMUGIも国内外で大人気なんです。
原料が全て麹のため、蒸留酒でも麹の風味が感じられ、
ソーダ割などで食中酒としても楽しめるんですよ。
ブレンダーさんがブレンドして均一な味わいを保っています。
漬床にも、ぬか床、糀床、醤油床、味噌床、粕床などなど幅広く、
長い歴史があるんですよね。
毎年8月21日の「香の物祭」には多くの漬物業者が参列するのだそう。
日本酒の神様は知っていましたが、発酵の文化がいかに根付いている国なのか、
ということを改めて認識。
麹とは?その魅力や健康効果についてなど、お二方に色々伺いました。
途中からは、実際に様々なお漬物に合わせて、TUMUGIのソーダ割を。
こちらは、ぎんざ空也さんとのコラボ商品。
お漬物といえば日本酒が合うのは想像できますが、
スピリッツのソーダ割がこんなに合うとは衝撃でした

やはり麹繋がりで、チーズの粕漬けや味噌漬けなどに違和感なく合うんですね…。
TUMUGIは、食事にも合うとのことで、鮨屋でも提供しているのだそう。
一度知るとリピーターの方も多く、公式インスタフォロアーは1.2万人、うち6割以上が女性で、
アルコール離れが進む中、女性に支持されているスピリッツがあったとは驚きです

また、和のボタニカルスピリッツがバーテンダーの世界でも話題で、
正式に輸出はまだされていませんが、口コミで広まり、
来日した際に購入して買って帰るプロの方も多いとか。
国内外にファンが広がっているそうですよ

また、銀座若菜のお漬物も、極力保存料などを使用しておらず、
素材の味わいを存分に楽しめてとっても美味しいんです。
日本では、お漬物の消費が落ちている中、少しでも楽しんでもらいたいと、
オリーブオイルや酢を使ったおつけものや、銀杏の味噌漬け、玉子の燻製など、
おつまみとしても美味しく取り入れられます。
粒あんが練り込まれていて、甘じょっぱい味わいがクセになり、パンに塗って食べても美味

また、お漬物をそのまま食べるだけでなく、
調味料や味付けのアクセントとして料理に混ぜてもらっても美味しいですよ、と。
確かに、高菜チャーハンや、いぶりがっこ入りのポテトサラダ、など色々アレンジできますし、
身近な日本の発酵食、改めてお漬物をもっと日常楽しみたいな、と感じました。
銀座若菜の麹甘酒も、皆様に試飲いただきました。
そして最後に山田さんより、「eat more otsukemono 」とのメッセージが

日本語でそのまま読むと、「いい友はお漬物」ということで、
もっとお漬物を楽しんでほしい、とのことでしたよ。
ご参加くださった皆様も、スピリッツとお漬物が合う!と楽しんでくださいましたし、
麹や発酵についても色々勉強になった!と言ってくださってよかったです。
日本ならではの国菌、アスペルギルスオリゼー、もっと麹文化を発信していきたく、
これからも活動していければと思います!
とても楽しく、有意義な時間を有難うございました
