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麹文化の酒が紡ぐ物語

KOJI alliance

麹文化の酒が紡ぐ物語

「麹ですか…んー、そう言われると、なんとなく。
ヨーグルトっぽい感じがするような気がします」

毎日、私の店には沢山のお客様にいらして頂いています。

麹のスピリッツ“TUMUGI”の専門店ということで、終日その店内は、突き抜けた麹感を持つTUMUGI以上に癖のある麹マニア達で埋め尽くされている…
というわけではなく(笑)
麹のお酒どころか、普段の生活でどの程度麹に携わっているのか、その味わいなどについて認識されていないお客様がほとんどです。

そこで、Bartenderとして美味しいカクテルをご提供するのは勿論のこと、お酒×発酵食品のマリアージュを通して麹の面白さを伝えたいという想いで日々営業しております。


冒頭の言葉ですが、私がお酒の説明と共にカクテルの感想をお伺いすると、実際7割以上の方はこのようなお答えが返ってきます。
例えられるものは、ヨーグルト以外にも甘酒であったり某乳酸菌飲料であったり、様々ですが。

ただその中の大半の皆様は、そのコメントを自ら的を射ていないと思われるようで、
「変な例えですよね。なんか、上手い表現が見つからなくて」
と続けられることが多いのです。

面白いというと失礼ですが、日本人の多くは発酵食品の味を舌で知覚し例えることもできるのですが、そのことを認識されている方は少ないのですね。

そこで、お通しや一品などで麹を使った総菜とのマリアージュを楽しんで頂くことで、
「これが麹の味なのですね!」と、“落ちる”というわけです。

これからはお店にいらっしゃったお客様が麹を楽しまれるご様子、“落ちた”話や“落ちなかった話”などをオチをつけてご紹介していきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

  • 髙橋 健

    Bar WAPIRITS マネージャー

    学生時代にアルバイトとして、「日比谷Bar」に入社。
    系列店を転々とし、2017年よりBar WAPIRITSにてTUMUGIを専門に扱うバーテンダーとなる。
    日々、麹のカクテルや麹料理を楽しみに来られるお客様と触れ、その楽しみ方を伝えている。
    麹と同じくらいに歌うことが大好きで、ロックバンドのB'zを自称銀座で1番愛するバーテンダー。