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『おつけもの銀座若菜と麹の三和酒類による麹を愉しむトークショー』をおえて

CRAFT CULTURE KOJI alliance

『おつけもの銀座若菜と麹の三和酒類による麹を愉しむトークショー』をおえて

 初めてTUMUGIを頂いた時に、とても香りがよく味わいがあるのに、クセが強くなく身体にすっと入ってくる美味しさに、感激しました。舌と身体が「好き!」と直感的に反応した感じですが、麹100%で仕込んでいるとお聞きして、日本人の身体にあったスピリッツなのだろうかと納得。弊社のお漬物と合わせてみて、相性がぴったりなことに更に驚きました。同じ麹をベースにしたものだからこそ成せるペアリングなのでしょうか、TUMUGIは、その独特の香味が、多くの方に支持されている特長の一つかと思いますが、若菜でも漬物づくりの中で、香りをとても大切にしています。

 「五感で味わう。季節を味わう。」そんなお漬物の楽しみ方の中でも、特に重要な要素を占めるのが、香りや旨み。弊社では、素材の味わいを大切にしながら、基本の塩漬の効果や、麹が生み出す発酵調味料の旨みを通して、より香味・風味豊かなものができあがるように、と手作りしています。TUMUGIとの相性の良さは、麹がベースで、香り成分のつながりも関係するのでしょうか。

銀座ロフトでのトークショーの様子

 5種類の柑橘を、それぞれ旬の一番美味しい時期に抽出されているというお話も興味深かったです。若菜も旬を大切にしており、季節ごとの味わいを楽しんでいただけるようにと心がけておりますが、TUMUGIでは目には見えにくいエクストラクトの部分にもこだわっていらっしゃるんですね。日本の食文化を支える麹が関わっている点、季節や素材の持ち味を大切に、手作りをしている点など、共通する部分があり、ペアリングの相性がよいことも嬉しく思いつつ、三和酒類さんのものづくりのこだわりの一端をお聞きし、驚かされ、もっと色々教わりたいと思わされました。

 若菜では「eat more otsukemono / いい友は、おつけもの」を合言葉に、もっと様々な食シーンでお漬物の価値を再発見をしていただけるような、もっと多くの方に漬物の伝統や、新しい楽しさを知っていただけるような、発信活動を少しずつ進めているところです。そのような中で、今回、トークショーにお声かけをいただいたことが有難く、嬉しいご縁を感じております。始動して間もない段階で、最高の「いい友」に出会ってしまったのでは、などと思ったり。素晴らしい商品と、それに携わる皆さまとの出会いに感謝の限りです。 


「eat more otsukemono / いい友は、おつけもの」

 今回のイベントを通して、我々自身も、日本の食文化の素晴らしさをあらためて見つめ直し、お漬物のどういった良さを皆さんに知っていただきたいのか、考えるよいきっかけもいただけました。国内外に、魅力を発信されている三和酒類さんをお手本に、我々も日本食の愉しさやお漬物の魅力を、ぜひ発信していけるようになりたいと思っております。

 社内でも、TUMUGIの特徴や香りをより活かすような、お漬物の出し方をもっと考えてみたいね、と盛り上がっておりますが、私個人も、今回出会ったシリーズの中の、NEW OAK CASK STORAGEのすっかりとりこに…。オンザロックが好きなのですが、カクテルベースとしてもおすすめとお聞きして、どのカクテルにどの漬け床のお漬物が合うのだろう、どんなアレンジおつまみを作ろう、などとワクワクしておりますが、飲みすぎてしまわないか心配です。

 今後もぜひ、麹が紡ぐ楽しいパートナーとして、繋がっていただけたら幸いです。


  • おつけもの銀座若菜

    eat more otsukemono / いい友は、おつけもの

    昭和28年銀座に開業。江戸時代の料亭「得月楼」から受け継ぐみりん奈良漬を原点に、全国から人と情報が集まる銀座の地で、諸国名産を扱うお店として評判をいただくようになった漬物専門店です。
    安心・安全な国産原料と厳選された調味料を用い、その時期に一番美味しい旬の野菜を、素材の味を活かすように最適な「漬け床」で漬け込んでいます。
    現在では、昔ながらの味わい深いお漬物に加え、彩り鮮やかな浅漬、旬の果物やたまご、豆腐、チーズなどの新しい素材のお漬物など、食のシーンが多様化した現代にこそ愉しんでもらえるような商品づくりにも取り組み。
    お漬物の概念をアップデートし、新たな価値を発信していくことで、伝統を未来につないでいくことを目指しています。
    味噌、醤油、酢、粕などの豊かな漬床のバリエーションを支えるのが、日本が世界に誇る発酵調味料を生み出す、糀の存在です。